栄養士×保健体育教師 かーよーのブログ

栄養のこと,子育てのこと,ペットのこと

メガビタミンという考え方①

今日は健康の話

 

サプリメントって飲んだ方がいいの??

 

実際どうなのでしょうか。

 

保健の教科書には栄養は食事から摂取するのが基本であり,サプリメントは補助的なものであると書いてあることが多いです。

 

私の考えは,サプリメントは「毎日の食事と共に飲むことで最大限の効果を得ることできる」です。

 

その前に,サプリメントとして摂取されるビタミンやミネラルとはいったい何なのでしょうか。

茶色のガラスの瓶を保持している白いシャツの少年

 

消化は化学反応である?

ビタミンやミネラルを知るために,まず頭に入れておくことは

 

食べ物は体にとってすべて異物である

 

ということです。

 

例えば,私が今朝食べたトリのから揚げ(朝から揚げ物食べてんの?というツッコミは無しですよ)は,タンパク質と脂質で構成されていますが,そのままの形では体の中に吸収することができません。

 

タンパク質は,アミノ酸まで,脂質は脂肪酸とモノアシルグリセロールまで分解され,細かくなったうえで腸管壁から吸収されるわけですが,この過程では多くの酵素の働きが関わっています。

 

酵素により,物質が分解されたり合成されたりする働きは一種の化学反応であり,体の中で生じる化学反応のことを代謝と呼びます。

 

ビタミンやミネラルは普段の食事だけでは足りない事実

そして,この代謝をうまく回すためにビタミンやミネラルは重要な働きを担っています。

 

代謝がうまく回るかどうかは,ビタミン等が充分に足りているかどうかに相関します。

 

最近の健康ブームでMCTオイルやEAA(必須アミノ酸)などいろいろ流行しているようですが,いくら良質な栄養を摂取してもこの代謝がうまく機能していない状態では,栄養素の吸収効率は高まりません。

 

だからこそ,ビタミンやミネラルが重要なのですが,このビタミンやミネラルがどれくらい必要なのか,また,体のどこで不足しているのか,については個人差があり,当の本人でさえわかりません。

 

例を挙げると,

 

ヒトは吸収したアミノ酸から体の中で10万種ものタンパク質を合成していますが(ホルモンや酵素などもその一つ),その合成能力はヒトによって違いがあります。

 

あるたんぱく質を作る能力は高いが,また別のたんぱく質を作る能力は低い

 

言い換えると

 

あるところでは代謝がうまく機能しているけど,あるところでは代謝がうまく機能していない

​​

もっと言い換えると

 

あるところの代謝を回すビタミンは足りているけど,あるところの代謝のビタミンは不足している

 

​​​​​ということです。

 

メガビタミンの考え方

今まで,ビタミン等は微量栄養素と呼ばれており,少しの摂取で事足りると考えられていたのだけれど,体の中のどこの代謝が機能していて,どこの代謝が機能していないのかなんてだれにもわかりません。

 

ならば​​,​すべての代謝経路に行き届くように大量のビタミンを摂取しておけば​​​​,ビタミン不足で代謝がうまく機能しないという事態を防ぐことができるのではないか?

 

というのがメガビタミン主義の考え方です。

 

こういうと,ビタミンやミネラルの過剰摂取による健康被害を主張する方もおられますが,

 

体は不足しているものは積極的に取り込み,多すぎるものは排出する仕組みをちゃんと持っており,

 

過剰摂取による健康被害はある特別な条件でのみ生じることが多いです。

 

例えば,鉄の過剰摂取による健康被害が言われていますが,あれは貧血の患者に鉄剤を注射で血液中に投与した場合に報告されているそうです。

 

そもそも経口摂取による鉄の吸収率はものすごく低く,普通に食事をしているだけでは鉄不足になって当然です。

 

鉄分が豊富といわれる食材にホウレンソウがありますが,必要な鉄をホウレンソウから賄おうとすれば毎日バケツ4杯程度食べないといけません。実際には吸収率が悪いことを考えるとそれ以上かもしれません。

 

そうした経口摂取による鉄分補給(サプリメントを含む)と,注射による鉄剤投与を混同して一概に鉄の過剰摂取は危険なんていえないですよね。

 

そして,ホウレンソウの例でわかるように必要なビタミンやミネラルを食事からだけで摂取することは無理があるのでサプリメントの使用をした方が効率的です。

 

というわけで食事とサプリメントを使い,健康を目指したいわけですが数あるサプリメントの中でどれを飲めばいいのか迷いますよね。

 

このあたりについては次回解説したいと思います。

果汁100%のジュースは本当にヘルシーか?

「コーラやサイダーなどは砂糖がたくさん入っているし,添加物も多い」

 

こういった理由で清涼飲料水は控えている方も多くいるかと思います。

 

その代わりに果汁100%のジュースは健康にいいから飲んでいる方も多いかと思います。

 

それでは,そもそもその果汁100%ジュースは上記の清涼飲料水よりも健康にいいのでしょうか?

果汁100%ジュースの常飲は歯の石灰化を妨げる

実はリンゴやオレンジの果汁は酸性度が高いです。

 

中性はpHが7前後ですが,果汁100%ジュースのpHは4程度あります。

 

もちろん,ジュース以外にも梅干しやお酢,ヨーグルトなど酸性の食品は多くありますが食後に唾液の作用により溶けた歯を修復されています。

 

唾液が口内のpHを中和し,歯の溶けた部分をミネラル分の補填によって再石灰化してくれるおかげで酸性食品を口にしても虫歯にならずに済んでいます。

 

実際には再石灰化には時間がかかるため,食事の間隔はある程度空ける必要があります。

 

だからこそ,まだ再石灰化されていない間に砂糖が含まれたお菓子などを摂取すると虫歯になりやすくなるため,これを控えるよう歯科で指導されることも多くあります。

 

しかし,砂糖が含まれるお菓子は控えていても水代わりにこれらのジュースを頻繁に摂取することは盲点として意外と多くの人がしてしまっています。

 

頻繁に口内に酸性のジュースが入ってくると,唾液の働きが追い付かず歯は軽いむし歯状態になってしまいます。

 

果物に含まれる果糖と虫歯の関係

そうはいっても食べ物や飲み物そのものが歯を直接虫歯ににするわけではありません。

 

虫歯の原因として挙げられるのは,口内にいる細菌がつくりだす酸です。

 

糖分の含まれる食べ物や飲み物を摂取すると,その糖を利用して細菌が酸を作り出しますが,ブドウ糖由来の酸と,果糖由来の酸ではその濃度が違います。

 

ブドウ糖由来の酸は健康な歯のエナメル質まで溶かすほど濃度は高くありませんが,果糖由来の酸は濃度が高く,健康な歯のエナメル質まで溶かしてしまいます。

 

その意味でも果糖を大量に含む果汁100%ジュースは歯にとってはリスクのある飲み物といえます。

 

同様に虫歯の原因となる砂糖もブドウ糖と果糖がくっついた形を成しているわけですから,砂糖も虫歯の原因となるわけです。

 

最近では果糖ブドウ糖液糖などの高果糖液糖もジュースや調味料に含まれてますから食品表示もよく見て買い物しましょう。

 

参考になれば幸いです。

 

では,また!

 

 

 

 

 

痛風の原因を科学的に考えてみる。

高尿酸血症

 

痛風といえばピンとくるでしょうか。

 

先日,職場の同僚が年休をとって仕事を休みました。

 

それ自体は,至って普通のことですが,後日,話を聞くと,

 

「いや~痛風になってしまって…(汗)あまりにも痛すぎてその日は一日動けなかったわ」

 

とのことでした。

 

痛風,かなり痛いらしいですね。幸い私は痛風になったことありませんが。

 

痛風の原因は一般的に尿酸だと考えられていて,痛風で医者にかかれば,

「尿酸値が高いですね。尿酸値を下げるお薬を出しておきましょう。」と言われたり,食事指導でプリン体の多い食事を控えるように言われたり…

 

では,痛風の原因は一体何なのでしょうか?

 

また,尿酸値が高くても痛風にならない人もいますが,痛風になる人とならない人の違いはなんなのでしょうか?

 

これから忘年会シーズンに突入する中,我々は痛風に怯えながらプリン体の多い食事を目の前で我慢するストレスを抱えなければならないのでしょうか…?(笑)

 

尿酸=悪いもの ではない

たしかに尿酸は痛風の必要条件ですが,絶対条件ではありません。実際尿酸値が高くても痛風にならない人もいます。

 

また,尿酸は体内において酸化ストレスによる傷害を修復する重要な機能をもつなど,良い面もあり,薬などで尿酸値を必要以上に下げすぎると逆に健康を害するおそれもあります。

 

痛風になるかならないかの分水嶺として,体内の尿酸が「何」と結合するかによって決まります。

 

体内の尿酸がナトリウムと結合すると,針状の結晶になります。(体の内側に針のような固くとがったものが入っているイメージです。おそろし…)

 

これが体内の組織に傷をつけてそこに炎症が生じます。これが痛風です。

 

そりゃ痛いですよね。体の内側を針で刺されているようなもんですもん。

 

痛風にならないために摂るべき栄養素

一方,体内に十分な量の糖タンパクがある場合,尿酸はそちらと結合します。この場合は結晶化しないので,痛風になることもありません。

 

つまり,痛風にならないためには食事から糖タンパクの材料であるたんぱく質を十分に摂取し,さらにビタミンAを摂取することで,体内で糖タンパクが合成しやすくなります。

 

安易に薬に頼らなくても原因を知り,食事に反映させることで痛風を予防することができます。

 

痛風にならないために,プリン体の多い食事を控えようか…と気にしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも,我慢我慢ばかりではつらいですよね。

 

だって,プリン体が豊富な食事はおいしいですから(笑)

 

ビール,あん肝,モツ,白子,マグロ,クルマエビetc

 

いちいち気にしてたらこれらのおいしい料理が食べられない空虚な人生になってしまいます。

 

そのような食事と一緒に,たんぱく質を含む食事もたくさん食べることで健康で豊かな生活の一助となります。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

では,また!

肌の保湿にクリームはNG!これからの時期に知っておきたい効果的な肌の保湿方法とは?

こんにちは。

 

毎年冬になると気温が下がり,乾燥する時期に入りますね。

 

乾燥する時期には肌の保湿が大事ですが,そもそも肌を保湿するとはどういうことなのでしょうか?

 

今回は,安心で,効果的な皮膚の乾燥対策について考えてみたいと思います。

 

 

皮膚が乾燥する仕組み

皮膚は,表面から角質層,表皮層,真皮層の構造に分かれており,皮膚の潤いとは表面の角質層の水分量によって決まります。

 

https://www.sunsorit.co.jp/skincare-labo/skincare_column_18/より

 

そして,角質層の水分は血液中の水分が真皮層→表皮層→角質層と移動していくことで供給されています。ただし,角質層の水分は空気中へ蒸発していきますので,

 

血液からの水分量 > 蒸発する水分量 であれば肌は潤い,

血液からの水分量 < 蒸発する水分量 ​​であれば肌は乾燥します。

 

ということは,角質層の表面に膜をつくり,水分の蒸発を防ぐことが重要であり,通常,肌はこの膜として毛穴から皮脂を分泌しています。

 

現代人は自ら肌を乾燥させている

しかし,現代人は合成界面活性剤を含んだボディソープなどで強力に角質層表面の皮脂を洗い流しているため,現代人に乾燥肌は多いと言われています。

 

究極,お風呂に入らないことが最強の肌保湿法ですが(笑),そういうわけにもいかないので,ボディソープの使用量を極力控えたうえで,皮脂のように角質層表面に膜をつくってくれる保湿剤を肌に塗布することで乾燥を防ぐことができます。

 

では,この保湿剤はなにが適しているのでしょうか?

 

多くの人は,ハンドクリームやボディクリームを塗布しています。

 

しかし,このクリーム系の保湿剤は,保湿するどころか,​​​​肌に有害​​​​です。​​​

​​

​​このクリームの製造方法は,マヨネーズとよく似ています。

 

​​マヨネーズは酢と油に卵黄を加えて作られています。

 

​​​餃子を思い出していただきたいのですが,酢にラー油を入れると酢の表面にラー油が浮いて,決して混ざり合わないですよね。

 

それなのに,なぜマヨネーズが混ざり合わさるかというと,卵黄に含まれるレシチンの乳化作用によって水と油が混ざり合うようになるからです。

 

クリーム系の保湿剤も,A〔水溶性成分〕+B〔脂溶性成分〕+C〔乳化作用のある成分〕で作られます。

 

そして,問題なのがこのCの乳化作用のある成分が​​合成界面活性剤​​であることです。

 

合成界面活性剤はボディソープやシャンプーの他,食器用洗剤や,洗濯用洗剤にも含まれていて,強力に汚れを落としてくれる家庭の強い味方です。

 

それを確認するためにハンドクリームでキッチン回りを掃除してみるといいです。

ギトギトの油汚れがきれいに落ちることが確認できると思います。

 

ハンドクリームは,キッチン回りの掃除に使用することが科学的に正しい使用法なのかもしれません(笑)

 

そんなものを肌に塗るとどうなるか…

 

当然,皮脂はなくなり乾燥します。さらに,人間の細胞は脂質二重膜でできているため,この細胞を破壊し,肌荒れの原因にもなります。

 

メーカー側は,そんなこと悟られたくないのでクリームの中に保湿成分を配合をしているとアピールしてますが,量としては圧倒的にクリームの方が多いわけですから、保湿成分による保湿作用よりもクリームによる乾燥作用の方が上回るのは想像に難くありません。

 

とはいえ,クリームを塗ってすべすべした肌になったと実感したことのある人もいると思います。

 

ですが,あのすべすべ感はクリームを塗ったことで肌表面の摩擦が減っただけに過ぎません。石鹸を手に塗るとヌルヌルするあの感じと同様です。

 

信じられないのであれば,ご自身の肌にある擦り傷にクリームを塗ってみるといいです。かなりヒリヒリすると思います。あれは細胞が強力に破壊されている証拠です。

 

​決して真似をしてはだめですが,クリームが誤って目に入った時も強烈に痛かったです。あれも合成界面活性剤による効果です。

​​

安心かつ効果のある保湿剤とは?

​​​​​ならば,結局何がいいの?

 

おすすめはワセリンです。

 

薬局に売ってある白色ワセリンをおすすめします。安いですし。

ワセリンは皮脂のように角質層表面に膜をつくってくれます。ワセリンを手に塗布した後に手を水で濡らしてみると強力に水をはじいてくれるのが実感できます。

 

また,ワセリンは人体に無害で,たとえ,傷口に塗っても,口の中に入れても,目の中に入れても痛みを感じません。

 

ということで,これから寒くて乾燥する日が続きますが,安くて,安全で,保湿効果の高いワセリンで肌の乾燥を乗り越えましょう!

 

では,また!

アカヒレほど飼育しやすい魚はいない。多くの人に知ってもらいたいその○○さ

アカヒレという魚をご存じでしょうか?

 

ソース画像を表示熱帯魚ショップなどで時期によっては1匹20~30円程で若い個体が流通していることが多いポピュラーな魚です。

 

また,時には「エサ用」として数十匹あたり数百円なんて売られ方をしていることも…!

 

確かに,グッピーネオンテトラなどと比較すると地味な印象が強い魚です。

またアカヒレと同じ大きさであるメダカは品種改良等により色とりどりで,それと比較しても人気も値段もかなり軽視されています。

 

しかし,アカヒレの魅力は見た目ではないんですね。

 

その魅力は何といってもその「タフさ」にあります。

今回はアカヒレのタフさを物語る特徴をアカヒレ飼育5年の実体験から3選を紹介します。

 

 

暑い夏から凍てつく冬まで

アカヒレのタフさの一番の特徴はここに尽きます。

アカヒレは熱帯魚コーナーで販売されていることが多いため,熱帯魚と思われていることも多いですが,熱帯魚ではありません。

元々の生息域は中国の広東省あたりで(ベトナムにも生息している),低水温に対する耐性があります。そのため,真冬の屋外でも越冬することが可能です。

 

ちなみに我が家で飼っているアカヒレたちは,真冬に水面に氷が張っていてもその下で泳いでいました。

 

また,夏の時期は気温とともに水温も上がります。そこで心配になってくるのが水温と酸素不足です。

 

しかし,アカヒレは水温が30℃を超えそうな環境でも平気そうにしています。また,狭い水槽でも飼えることから「コッピ―」という愛称があるように酸欠にも強く夏の屋外のでも元気に泳いでいます。

 

水質にもうるさくない

観賞魚を買う上で初心者の方が見落としがちなのが「水質」。

水にも弱酸性~弱アルカリ性の水質の幅があり,生息域の水質と異なることが原因で調子を崩してしまう魚もいますが,私はアカヒレの飼育で水質を気にしたことはありません。

弱酸性~弱アルカリ性まで幅広い水質に対応してくれます。

 

我が家は水換えの時も,水道水をそのまま(カルキ抜きもしてません)入れています。水温も関係なし。

 

生命力の高さ

そして,アカヒレはとにかく生命力が高い魚です。熱帯魚を本格的に飼育される方は,フィルター,照明,ソイル,酸素供給,水草二酸化炭素供給など初期費用もランニング費用もそれなりにかかりますが,アカヒレにはそんな設備は必要ありません。

 

我が家のアカヒレ飼育環境は家の外に置いている45Lの鉢の中にオオカナダモが浮いているだけ。以上です。

エサも週末の時間があるときに気が向いたらあげているだけです。水替えも1ヶ月に1回くらいですかね。

そんなほぼ放置の環境でも丈夫に生き抜いています。

 

そして,同サイズのメダカなどはその寿命が比較的短い(1~2.5年)ですが,アカヒレはメダカの仲間ではなくコイ科の魚ですので結構長生きします。

実際何年生きるのが普通なのかはわかりませんが,我が家のアカヒレは2017年に飼育を開始して2022年現在も生きています。

割と長生きする魚だと言って差し支えないでしょう。

 

今回はアカヒレの「タフさ」に焦点を当てて紹介しました。

 

他の魅力としては性格も温和なので,多種との混泳がしやすいです。上記の通り,対応する水温の幅も広いため,熱帯魚を飼育している方は熱帯魚として,睡蓮鉢などで屋外でメダカを飼育している方は,淡水魚の一員として,いろんな魚のパートナーになれることも外さない魅力と言えるでしょう。

 

では,また!

 

 

 

金魚を長生きさせるにはどうしたらいいのか本気で考えてみた。

金魚は祭りの金魚すくいでよく見かけますよね。

金魚は上手に育てれば​10年以上生きる​魚ですが,そこまで育てることができる人も少ないのではないでしょうか?

 

金魚と錦鯉を長生きさせるために重要なのはたった2つ

・与えるエサ

・ストレスの少ない環境(水質,水槽の広さ)

です。

 

説明の前に少し我が家の金魚のことを…

興味のない方は飛ばしてください。

我が家でも,ベランダで金魚と錦鯉を飼っています。

冬の屋外でも大変元気です。

 

 

金魚にはランチュウ琉金,オランダ獅子頭など多くの種類があり,大変高価なものもいます。

一般的には金魚の原型であるといわれるフナに近いかたちをした金魚の方が丈夫で長生きするといわれています。

我が家の金魚は,ホームセンターで小赤(金魚すくいでもよく見かける赤い金魚)として売られている金魚を3年前に購入しました。

小赤はだいたいどこでも,一匹20円くらいで売られている金魚です。

なぜこんなに安いかというと,エサ用だからです。

アロワナなどの大型肉食魚のエサとして,100匹単位で購入されていく方もちらほら。

 

私は,そんな小赤がとてもかわいく(そして少し可哀そうに)思い,我が家で大切に育てようと思い,3匹購入しました。

 

また,金魚と一緒に錦鯉も2匹飼育しています。

え,錦鯉って高いんじゃないの?と思われる方もいるでしょうが,幼魚はときどきホームセンターで400円程で売られていることがあります。

そして,錦鯉は環境に合わせて成長する魚ですので,広い場所では大きくなりますが,水槽などでは少し大きめの金魚くらいのサイズで落ち着いてくれます。

といっても購入した時より成長してくれたことで,うちの水槽も窮屈そうになってきたので,写真よりも大きい90リットルのひょうたん池に変えました。

本題に入ります。

金魚と錦鯉を長生きさせるために重要なのは

 

 

 

栄養と環境,運動が大事なのは,人間も同じですよね。

 

​・与えるエサ​

大事なのはたんぱく質量です。高たんぱくなもの(たんぱく質40パーセント以上のもの)を選びましょう。

もともと,野生のフナも小さな虫を食べる肉食性があります。それに近い食事を与えればよいということです。

冷凍の赤虫も大変好んで食べますが,頻繁に与えると水がすぐに汚れますので,配合飼料が使いやすいです。

 

エサ選びで見るべきポイントはパッケージ裏の主成分。だいたい主成分は多い順に書かれています。

一番先頭に小麦粉と書かれているものはあまりおすすめできません。

​野生の魚は小麦粉(炭水化物)を食べませんもんね。

​​​本来の食性を考えたら,与えるものもわかってきます。

​​​

​このエサは主成分の先頭にフィッシュミール(魚肉をすりつぶしたもの)と書かれています。

このように動物性たんぱく質の多いものを選びましょう。

 

​・ストレスの少ない環境

​なるべく広い水槽で飼いましょう。

狭い水槽ではすぐに水が汚れます。そして動き回ることができないのでストレスの原因です。

広い水槽でのびのび泳げるようにする(=運動できる)ことが大事です。

それに加えて,隠れ家になるものがあればストレスを減らし,落ち着くことができます。我が家では,水草を入れてます。ただし,錦鯉は柔らかい水草ならばすぐ食べますのでご注意を。

 

また,金魚や錦鯉は弱アルカリ性の水を好む魚です。

難しい話のように思えますが,安心してください。

つまり,水中にミネラル分を放出するものを入れれば水質は弱アルカリ性に傾きます。

おすすめはサンゴ砂というもの。

水槽の砂利にサンゴ砂を混ぜれば,自然と水質は弱アルカリ性に傾いてくれます。

我が家の金魚,錦鯉もこれで大変元気です。

もちろん,定期的な水換えも必ず!

 

 

やはり,金魚の健康も人間の健康も通じる部分が多くあると感じました。

すなわち,​​栄養,運動,ストレスの少ない環境​です。

 

少しでも参考になれば幸いです!

犬が長生きする食事とは?~人間にも通じる高齢犬の食事の考え方~

今日は長生きしてもらうための犬の食事の話。

 

​​1.我が家の犬の話​​

 

私は犬を飼っていました。

過去形になっているのは寿命を迎えたからです。

16年生きてくれました。

犬としては長生きした部類に入ると思います。

 

もちろん,そのくらいの年齢まで長生きした犬がいる家庭も多く存在すると推察しますので,特段珍しいことではないのですが,こうしてわざわざ書こうと思ったのは,我が家の犬は健康寿命という点でも長い方だと感じたからです。

 

さすがに最後の数か月は動くのもままならない状態でしたが,15歳の時に動物病院では「15歳にみえないなぁ」と言われてました。

そして,亡くなる数か月前まで散歩を好み,走り回ることができていました。

 

また,亡くなる直前まで食欲が旺盛で,

亡くなったときは,歯は一本も抜けずにすべて生えそろっており,

毛並みもきれいな状態でした。

 

我が家の一例だけを元にこれから話す内容が正しいというつもりは毛頭ありませんが,

高齢犬の食事についていろいろ悩みながら,多くのことを調べて実践した我が家の取り組みが,実際に上記のような結果(という表現が適切かわかりませんが)をもたらした,という一つの成功例としてみていただければと思います。

 

2.我が家が犬の食事で心掛けたことと,その理由

我が家が高齢犬の食事で心掛けたことは3つあります。

(1)高タンパク質

(2)高脂質(動物性脂肪)

(3)手作り​​

 

​(1)高タンパク (2)高脂肪​

一般的に販売されている高齢犬のフードは,成犬用のフードよりも低タンパク,低脂肪になっていることが多いのですが,長生きしてもらうためには高齢犬こそ高タンパク,高脂肪である必要があると考えています。

野生のオオカミは,子犬と成犬,高齢犬によって食べるものは変わりません。

子犬用,成犬用,高齢犬用とフードを分けるのはメーカー側の都合でそうなっているだけです。

そして,何より大切にしているのは,​​​​

「体は食べたものでできている」という考え方です(これに関しては人間も同じ)​​​​​​​​​​。​​

 

​​​​​​​​年をとって関節が痛くなるのは,関節の材料になるものが不足して関節がすり減ったから

 

年をとって筋肉が衰えるのは,筋肉の材料になるものが不足して維持できなくなったから

 

年をとって血管の病気が増えるのは,血管の材料になるものが不足しているから

 

だからこそ,その材料(栄養)をたくさん摂取しましょうという考え方です。

 

タンパク質も脂質も体づくりには欠かせない材料です。

脂質に関しては,植物性脂肪よりも動物性脂肪の方が体づくりに適しています。

※ちなみにタンパク質の語源は古代ギリシャ語の proteios は「最も重要なもの」という意味があり,文字通り,タンパク質はヒトの体にとっても最重要な栄養素です。

 

犬にも若いころからこれらを豊富に与えるのが良いと考えてます。

 

 

(3)手作り

また,市販のフードではなく,手作りにこだわるのは,

①市販のフードが信用できないこと,

②手作りでも意外と安上がりであること が理由です。

 

​①

残念ながらドッグフードの製造における表示義務や衛生基準,使用される食材の質は人間のそれよりもはるかに低いです。

ヒューマングレードの食材(人間が食べても安全な食材)が使われているフードは希少かつ高価である場合が多いです。

また,見落としがちなのが,酸化や高温加熱によって栄養素の質が著しく低下する点です。(特に脂質やビタミン)

せっかくフードに入れた栄養素が犬の口に入る時点で,質が悪いものになっているなら意味がありませんよね。ドッグフードはお世辞にも新鮮とはかけ離れています。

 

これらを踏まえ,人間の食事をつくるついでに犬の食事も一緒につくってしまいましょう。

そうすれば時間の面でもコストの面でもそれほど手間になりません。自分の分が少し減るだけ,という感覚です。

※ちなみにうちの母は,作った食事をまず犬に与え,その後に人間用に味付けしたりアレンジしたりしたものが私の食卓に並ぶので,「あんたの食事は犬様のおこぼれよ」とよく言われていました(笑)

 

3.犬に与えたい食材

​​​​​犬に与えたい食材としては

(1)鶏もも肉

(2)鶏手羽もと

(3)卵(全卵)

(4)バター

(5)生クリーム

(6)レバー     など,これらの食材を我が家では与えてました。

 

​4.手作りレシピ​​​​

​​(1)ゆで卵

これは説明不要ですね。食べやすい大きさにカットしてください。

卵は栄養価が大変高いのでお勧めです。

 

 

(2)チキンスープ

我が家での主食はこれでした。

①鶏手羽もと,鶏もも肉ミンチを鍋で煮込みます

②仕上げにバターor生クリームを入れると風味が増します

 アレンジでかきたま汁風に溶き卵や,角切りレバーを入れると喜んで食べます。

写真で伝わると思いますが,冷蔵庫で冷やすとコラーゲンがプルプルに!(美肌にも良い!?)

 

参考になれば幸いです。